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2005年9月~2006年12月のタイガースに関する記録。


by kofuso

守備よくいったのかな?

ゴールデングラブに矢野くん、アンディー、赤星が選出。
おめでとうさんです。

アンディーは慣れないポジションで、時々ポカもあったけど、
それ以上に何度もファインプレーで投手陣を救ってくれたし、
イマイチ送球が安定しない内野陣も、かなり助けられましたな。
今季のトリの成長などは、アンディーによる所も大きいと思う。

赤星も、まあ順当かな。
4月と9月のD戦でデカいミスをやった印象が強いけど、
それも、普段安定しているからこそ余計に目立つわけで、
リーグ最終戦の左中間の大飛球など、好プレーは枚挙に暇がない。

一方、ちょっと意外だったのは矢野っちの受賞。
矢野ファンには申し訳ないんだけど、それが正直なところ。

誤解なきよう先に書きますが、私も彼は大好きな選手の一人。
これほど長く正捕手の座を守ってくれると安心感があるし、責任感も人一倍。
頭に死球食らった次の日に出てきた時は本当にびっくりした。
生え抜きじゃないけど生え抜きのごとく、今ではすっかり虎の顔。
その点にフォーカスすれば、かつての真弓さんにダブってくる。

下位にあって勝負強い打撃も頼もしい。
余談だけど、日本シリーズの最終打席はバントじゃなく、絶対打ってほしかった。
打って出れば一発逆転の可能性もあったのに、と今でも思う。
結果論じゃなく、打ちに行ってゲッツーなら納得したんだけどなあ。
それぐらい期待できる打者なんだから。

いかん、前振りが長くなりすぎた。

人気も実力も兼ね備えた矢野ちゃんの唯一の弱点。
それはキャッチングだと私は見ています。
一言でいえば、投球への対処がやや雑い。
特にシーズン終盤以降、疲れからか体の動きが鈍く、バッテリーミスが多かった。

先日の「MIG」で1位に挙げた9/25広島戦の球児の暴投をはじめ、
矢野のボールの止め方次第ではワイルドピッチにならない、
すなわち進塁を許さないケースは多々あったと思う。
日本シリーズ第2戦の江草の3暴投などもしかりで、
上体だけを投球にぶつけに行くからボールが大きく跳ねてしまうわけです。

記録上はともかく、私はバッテリーミスの大半は捕手次第だと思っている。
特にバウンド投球は、極端にいえば99%止めてやらないと、投手はつらい。
だから、この点に関しては余計に厳しく見てしまうのかもしれないけど、
矢野くんのキャッチングは、昔からちょっと不満なんですよ。
低目のボールへのミットの出し方とか、「えっ?」と思うことがよくある。

ド素人がプロの技術をとやかく言うなんて、おこがましいのもいいところ。
それはよく分かってるんですけどね、ちょっとそんな印象なんですよ。
でもまあ、リーグトップのチーム防御率やら、4割超の盗塁阻止率やら、
いろんなことを総合すれば受賞もしかりかと、書きながら思い直したり(笑)。

ただ、いつまでも矢野ちゃんに頼りっ放しではイカンのやろなあ。
今年はそんな印象が残りました。
や、彼には1年でも長く阪神で現役をやってほしいのですけど、
そろそろ彼を本格的に脅かす捕手が出てこないとね。
そういう意味じゃ、レベル高いんで、なかなか難しいんでしょうけどね。

はあ、人気選手だけに、こういうの書くのは難しいなあ(苦笑)。
なら書かなきゃええやん(爆)。
by kofuso | 2005-11-09 12:54 | 01阪神タイガース